学びとは? 成長とは?

学びとは? 成長とは?

介護専門家コラム

学びとは? 成長とは?

特別養護老人ホームゆきわりの里で理学療法士として勤務している傍ら、リハビリテーション*介護Laboの副代表として、セミナーや会員制のLaboスクールを開催しております。施設内外の研修を通して経験してきたことを踏まえて、『学び』と『成長』についてお伝えしていきます。

研修参加≠成長

専門職として、今まで多くの研修会に参加してきましたが、いつも研修に出た後は、「勉強になったな」とか、「やる気が出たな」という風に思っても、数日後に振り返ってみると、「あれ?研修に出る前と変わらない?」という状況に陥りがちでした。皆さんの中でも同じような経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?研修講師を始めた頃は、「知識」と「技術」を伝えることばかりを考えていたと思います。研修後に受講した方たちのアンケートを見てもある程度満足度は高かったです。

アンケートは研修直後に記入してもらっていましたので、記憶に残っていることが多く、新しい知識と技術が増えたことによる満足感 がアンケート結果に反映されたのだと思います。しかし、自分の経験も踏まえて、もしかしたら、受講してくれた方たちも、「受講前に逆戻り」しているのではないか?「研修(学び)」の目的ってなんだろう? と、ふと思いました。

 

研修(学び)の最大の目的は「行動変容」である。

今までの自分は、行動変容までを意識していなかったので、研修を受けても、すぐに元通りだったのが、研修会を企画する上では、受講生の行動変容までを考えてデザインしていかなければならない、と思うようになりました。Laboスクールでも、MANAVIVA(後述)でもこの『行動変容』を最大の目的として研修企画しております。

 

行動変容のためのプロセス

①学ぶ(知識・技術など)⇒②気づく(自分の強み・弱みなど)⇒③描く(目標・行動指針)⇒④変わる(実践)
実践と振り返りを繰り返すことで、また新しい学びがあり、それが気づき・描くことに繋がっていきます。この行動変容のプロセスをスパイラルアップしていくことで自己成長していきます。

 

学び方を変えれば学びの質が変わる

現在、新型コロナウイルスの影響で、以前とは全く異なる学習環境に変化しています。この状況下であっても、私たちは学びを深めていかなければなりません。対面式・実技中心の研修は開催が難しい状況ではありますが、以前よりもWebセミナーは活発になっていたり、本屋に行かなくても、簡単に参考文献を手にすることも可能です。コロナ渦でも学ぶ機会や方法はいくらでもあるのです。例えば、参考文献をもとに自主学習するときにどうしたら、知識が定着しやすくなるか?

ポイント1
 誰かに伝えることを前提に読み込む。

ポイント2
 忘れかけたタイミングで復習する。

このポイント2つを実践するだけでも学びの質が変わり、圧倒的に記憶に残りやすくなります。

ほかにも学びを深めるポイントはたくさんあります!興味のある方は、ぜひ、介護専門家ブログ〈自己成長を加速させる学び方〉をご覧ください。

 

MANAVIVAの紹介

特別養護老人ホームゆきわりの里では、今年度から、自己研鑚支援制度 MANAVIVA‐学び場‐を導入しました。MANAVIVAは学び場とVIVA(万歳などの意)を掛け合わせた造語です。学びの「場」と「機会」を提供し、知識と技術の向上を図っています。それに加
えて『行動変容』と『自己成長』に繋がるよう、学びを深めるエッセンスを入れ込んでいます。

 

具体的にどのように実施しているかというと、
Webセミナーを聴講する。
気づきとTODO(気づきを得てこれからやるべきこと)を書き出す。
気づきとTODOを参加者同士でシェアする。
意見交換後に更なる気づきを書き出す。
2週間以内に3回復習する。
という流れで進めています。

今のところWebセミナーを中心に実施していますが、今後はWebセミナーだけでなく、希望する職員が講師役となり、お互いの得意分野を伝え合える場にも展開していければ、と計画しております。

研修の講師は本当に勉強になります。アメリカ国立訓練研究所は、学習方法と学習定着率の関係を、『ラーニングピラミッド』として研究発表しており、学習モデルとして広く用いられております。このラーニングピラミッドによれば、講義を受けた時の学習定着率は5%であるのに対して、人に教えた時の学習定着率は90%といわれております。研修の講師をすることで、さらに学びが深まっていき、成長が加速することに繋がっていくのです。

いくら研修に参加して、『知識』と『技術』を得たとしても、私たちの行動が変わらなければ、目の前の利用者さんや患者さんの生活はなにも変わりません。
小さな一歩、小さな行動を一緒に積み上げていきましょう!


特別養護老人ホーム ゆきわりの里 理学療法士
リハビリテーション*介護Labo 副代表
幸田 一紀
【幸田理学療法士と高橋介護福祉士の「自己成長を加速させる学び方」ブログ】
http://www.kaigogoyoukiki.net/specialist/selfgrowth/


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