~私たちの介護リスキリング~
介護の専門学校や実務者研修の講師になろう!
新潟地域福祉協会 岡田史
介護は、これまでのような方法論だけではなく、論理的に考えることが求められるようになってきたことや、外国人介護職員も増えてきていることから、これまで以上の思考力やコミュニケーション力が求められています。介護福祉士養成教育においても、介護実践の場の変化とともに、外国人留学生が増えて対象となる学生が多様化していることで、新たな展開を見せています。
その介護福祉士の養成学校での専任教員になるには、300時間の養成研修を受講する必要があります。また、実務者研修の講師になるには50時間の養成研修受講が必要です。そして、両者とも介護福祉士や看護師等の資格を取得してから5年間の実務経験が求められます。ですから、どのような大学や専門学校で長く教員をしている人であっても、介護福祉士養成においては最低5年間の介護の実務経験をもっているのです。
300時間の教員講習会は、教育としての基本から介護の専門教育としての基本と方法までを学ぶ内容となっています。
また、50時間の実務者研修教員講習会は、介護を分析してその人のニーズを明らかにし、支援方針と内容を検討する力をつける教育を実践するために必要な内容となっています。
内容については表のとおりです。
以上の内容を学ぶことで、教員や講師としての力が身につくだけではなく、介護実践においても、指導をする立場となったときに必要な知識や技術となります。
新潟地域福祉協会の実務者研修教員講習会修了者の皆様からは、「実務者研修教員講習会を受講したことで、初任者研修の講師をする上でも自信をもって務めることができました」や「実務者研修の講師をしています」「同僚でも受講したい人がいます」などの声が寄せられており、教員(講師)を養成する講習会は、介護福祉士のリスキリングとしても大切と、次年度実施を決定いたしました。介護教員講習会と実務者研修教員講習会及び医療的ケア教員講習会の開催を予定しております。介護教員講習会、実務者研修教員講習会は、一般教員訓練給付金の対象となるように申請をする予定です。決まりましたら、ホームページに公開いたしますので、関心のある方は、下記のアドレスにアクセスください。一緒に学びましょう。
新潟地域福祉協会 ホームページ
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