萌気園老人ホームすみれ草

2004年9月老人ホーム等の施設とは違い、高齢者がアパートを借りて、お一人おひとり安心して生活できる場として医療・介護・利用料の3つの安心をお届けする「安心ハウス」という黒岩卓夫理事長の想いを込めてオープン。行政の制度変更、経営母体の変更等で改めて、2008年1月に住宅型有料老人ホーム萌気園老人ホーム「すみれ草」がオープンした。「親の介護が必要になったが、子供たちは仕事があり、面倒を見られない。高齢になり、介護が必要になってきて生活面でも経済的にも不安を感じる。親が一人暮らしで子供たちは遠く離れて住んでいるので心配。など心配事は様々だと思いますが、ぜひそんな時はご相談ください」と話す齊藤施設長。萌気園老人ホーム「すみれ草」は、併設されたヘルパーステーション、居宅介護支援事業所、二日町診療所、訪問看護ステーションがあるので、医療や介護が必要な場合でも、24時間いつでも医師の往診を受けることが出来、安心して生活を送ることが出来る。

すみれ草の看板が目立つ

道沿いからも良く分かる萌気園

山路来てなにやらゆかしすみれ草　松尾芭蕉

萌気会理念「看取りのできる在宅医療を・・・」

木のぬくもりを感じる居室前廊下

個室浴槽も使いやすい

魚野川沿いにある居室は全室個室

住宅型有料老人ホーム　萌気園老人ホーム「すみれ草」は、施設の良さと在宅の良さをミックスした新しい住まい。居室は11室全室個室。自宅で使い慣れた家具を持ち込み、好みのお部屋に仕上げて過ごすことが出来る。居室内には、クローゼット、トイレ、エアコン、ＩＨヒーター付ミニキッチン、ナースコールが設置。居室からは魚野川が見え、変わり行く四季を感じ、飽きることのない情景を味わうことが出来る。「春になると居室のすぐ目の前の桜が綺麗に咲き、魚野川の景色とあわせて最高の眺めです。」と話す齊藤施設長。

広くて落ち着きのある居室（11室）

居室から見える魚野川と桜の木

居室内にある手すり付トイレ

クローゼットも装備され安心

居室内にある簡易IHキッチン

隣接する薬局がセットして届けてくれる

併設の在宅サービスを利用できるので安心

萌気園ヘルパーステーション24“いつでも　なんでも　どこへでも” を合言葉に、萌気園の12番目の事業所として訪問介護事業所をオープン。サービス提供は、24時間365日。「ヘルパーステーションの24とは、“24時間いつでも必要なときに必要なサービスを提供する”という意味です。その人らしさを大切に、在宅生活を支えるケアを目指しています」と話す齊藤施設長。「曼陀羅華」は定員40名の通所リハビリテーション。高齢者を日中おあずかりし、リハビリテーション・入浴・食事などのサービスを提供。「福祉のデイサービスに医療的リハビリテーションと、さらに医師・看護師による医学的管理を組み合わせたサービスです。曼陀羅華は、香・色よく人を歓ばせる仏法上の花です。中に入れば雪国民家のたたずまいです」と話す齊藤施設長。

笑顔の素敵なスタッフさんばかりです

通所リハビリテーション 「曼陀羅華」入り口

古民家を移築された「曼陀羅華」の館内

ダイナミックに飾られる鯉のぼり

医療と介護の連携一体化で実現する在宅ケア

萌気園では、在宅ケアの拠点として、ショートステイ 萌気の宿 「沙羅の花」定員10名も併設。「沙羅の花は、平家物語に通ずるものです。日本では夏椿の別名です。花のようにおおらかに、やすらかに過ごせることが、私たち「萌気会」の歓びです」と話す齊藤施設長。萌気園二日町診療所の関耕治医師は、新潟県で誕生した遠隔医療システム「セキＭＲＩ診断ネット」を開発。セキＭＲＩ診断ネットと連携して、各専門医の画像診断を行う。遠隔画像診断とは専門性の高い医療画像について、画像を専門医に電送し、的確な診断を受ける方法。これによって、地方の診療所で検査を受けても、専門医の意見に基づいた質の高い医療を実現できる。脳のＭＲＩ診断を中心に、脳以外の領域は提携している各専門医の診断を提供する。ホームに入居されている人も医療的なニーズが高くなっても診療所があるので安心して生活が出来る。

萌気園二日町診療所・萌気ミニギャラリー入り口

MRIも装備された診療所で専門の診断を

ショートステイ 萌気の宿 「沙羅の花」　

ショートステイは定員10名

最後の時まで寄り添うケアを提供

黒岩卓夫理事長は、ＮＰＯ在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク会長として、全国で様々な研修、講師として活躍。法人内でも、看取りケアについて様々な角度から研修を行っている。最近では、必要以上の延命治療をしないことで話題となった特別養護老人ホームの常勤医師・石飛幸三著「平穏死のすすめ」を職員に配本。人が老い、死を迎えることを自然現象として捉え、最期まで寄り添える看取りケアを実践してきた萌気園の取り組みの大切さを改めて確認させた。「医療法人社団 萌気会は、黒岩卓夫理事長の強い信念のもと、看取りのできる在宅医療を提供しています。ホームに入居されている方も医師、看護師、ご家族とよく相談し、ご希望に応じて看取りのケアを行っています」と話す齊藤施設長。在宅での生活や介護が困難となっている重度要介護の方を中心に入居をすすめているのも萌気園ならでは。料金も利用しやすく、月額利用料金　要介護1・2の場合15万円　要介護3・4・5の場合10万円（介護保険自己負担分・医療費除く）入居時契約時も15万。見学、問い合わせは下記連絡先まで。

萌気ミニギャラリーに飾られた作品

六日町調剤薬局も隣接され安心